どうも、アラフォースケーターのコウです。
上手くはないけど、スケボーが好きでかれこれ10年近くスケボーしてます。
スケボーってストリートの要素があって、かっこいいですよね。
自分はできないにしても、子供にはスケボーをやらせてみたい!というパパママも多いのではないでしょうか。
そんな時に悩むのが…スケボーってどこで買えばいいの?ってことですよね。
スケーターじゃない人からすると、スケートショップなどにある本格的なボードは、子供に与えるには少し値が張るな…というのが、本音だと思います。
一方で、トイザらスなどにもスケボーが安く売ってるけど、本格モデルと何か違うのかよくわからない、というのが正直なところじゃないでしょうか。
ということで、今回はトイザらスに売ってる子供用スケボーはありかなしか?という疑問に答えつつ、
- トイザらスと本格モデルの違い
- トイザらスでのおすすめモデル
などについても紹介します。
気になる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
トイザらスの子供用スケボーと本格モデルの3つの違いとは?
トイザらスのスケボーはありなのか?ということで、実際にトイザらスに行ってスケボー売り場を見たり、公式ホームページを調べたりしました。
トイザらスのスケボーは本格モデルに比べて安価ですが、機能的には次の3つが大きく違います。
- デッキの耐久性と弾き
- トラックの操作性
- ベアリングの回転数
どういうことか、1つずつ詳しく解説します。
デッキ
デッキとは、スケボーのメインとなるボードのことです。
トイザらスのボードと本格モデルでは、耐久性と弾きの良さが違います。
通常、スケボーはデッキを地面に弾かせ、ジャンプ(オーリー)することができます。
本格モデルの場合、オーリーなど技をすること前提に作られています。
そのため、衝撃に耐えれるよう木の密度が高く、地面に弾かせたあとの跳ね返りも良いのが特徴です。
また、デッキは通常、5〜7枚ほど木の板を接着させて作られています。
本格モデルの場合、しっかりプレスして接着されているので、1〜2年は使うことができます。
僕はトイザらスのボードを使ったことは無いですが、見た感じ本格モデルほどの品質は確保されていない印象でした。
なので…
- オーリーでうまくボードが宙に浮かない
- 衝撃に耐えきれず折れてしまう
のではないかなぁと思います。
トラック
トラックは、デッキとウィール(タイヤ)をつなぐT型の金具のことです。
トイザらスのボードと本格モデルでは、操作性が違ってきます。
トラックは、スケボーで曲がったりする際に体重がかかる大事なパーツです。
スムーズに体重移動をウィールに伝えることができると、曲がりやすかったりします。
本格モデルの場合、トラックは全て金属製です。
一方、トイザらスにあるスケボーを見たところ、プラスティック製のものが多かったです。
プラスティック製だと曲がる時に…
- 力がウィールに伝わりにくく、曲がりづらい
- 衝撃に耐えきれず、折れてしまう
といった可能性があるんじゃなかなぁといった印象でした。
ベアリング
ベアリングは、ウィール(タイヤ)の中に入っている小さなパーツです。
ベアリングが回転することで、ウィールも回るようになってる訳ですね。
トイザらスと本格モデルの違いですが、こちらは回転数が違ってきます。
良いベアリングは、ハンドスピナーのように指で弾くと、1分くらいずっと回ってます。
ベアリングの回転数を表す規格として、ABEC(エイベック)というのがあります。
ABECは、1→3→5→7→9…とあって数字が大きくなるほうが、回転数があがります。
本格モデルのベアリングは、ABEC7以上がほとんどです。
一方、トイザらスのボードは、無規格のボードもあれば、意外ですが本格モデルと同規格ABEC7のものもありました。
(ただし、ABECは規格の一部にすぎず、本格モデルにはABEC以外にも回転数をあげる工夫がされているものが多い。)
ちなみに無規格のものを指で弾いてみると、すぐに止まってしまいました。
以上、それぞれ違いをまとめると、こんな感じかなぁと。
本格モデル | トイザらス | |
価格 | 15,000円〜 | 3,000円〜 |
デッキ | ◯ | × |
トラック | ◯ | × |
ベアリング | ◯ | △ |
トイザらスのスケボーはあり!?その理由は…
トイザらスのスケボーはありかなしか?ということですが…とりえず子供が乗って遊ぶだけであれば、別にトイザらスのボードでもいいんじゃないかなと思います。
その理由としては…
- ベアリングがABEC7のモデルがある
- 子供が乗るだけ(技など本格的なことをしない)のであれば、デッキやトラックのクオリティはそこまで重要ではない
- 親目線からすると、本格モデルは子供に与えるにしては少し高価
一つずつ解説します。
ベアリングがABEC7のモデルがある
僕は、スケボーで滑る上で一番重要なパーツというのは、ベアリングだと思っています。
格安のスケボーがあまりおすすめされないのが、ベアリングの回転数が低いということ。
進みが悪かったり、急ブレーキがかかって前に転倒したりするからです。
そういう意味では、安全面から考えても、ベアリングはABEC5以上は必要だと思っています。
今回、トイザらスのスケボーを調べると、ベアリングがABEC7のモデルがあったので、そういうモデルであれば、乗って遊ぶ分には問題ないのかなぁと。
デッキやトラックはそこまで重要ではない
あくまで、子供が乗って遊ぶことだけを前提にした場合、デッキやトラックのクオリティはそこまで重要ではないのかなと思います。
トイザらスのボードであっても、上に乗って進んだり、曲がったりはできるので。
ただし、ある程度乗れるようになってきて、技などに挑戦したくなるものです。
そうなれば、ボードにも大きな負荷がかかるので、デッキやトラックの品質や耐久性が重要になってきます。
トイザらスのスケボーは、そういう負荷に耐え切れる構造にはなっていないと思うので、壊れたり怪我をする前に、本格モデルに乗り換えた方がいいと思います。
本格モデルは子供には少し高価
僕には小学1年生の息子がいます。
僕はスケボーをやっているので、もし息子にスケボーを買うのであれば、迷わず本格モデルを買います。
本格的なボードを買ってあげたほうが上達も早いし、スケボーの楽しさも伝わりやすいからです。
ただ、仮に僕がスケボーをやっていなかったら、息子に1万5千円以上もする本格的なボードを買うのは少し高いな…と感じると思います。
実は、世界で活躍するプロスケーターも、最初に手にしたスケボーは、おもちゃ屋にある格安ボードというのは、よく聞く話です。
もちろん、最初からいい道具を買ってあげるのがベストです。
でも、それが無理だからといってスケボーを諦めさせるくらいなら、トイザらスのボードでもいいから買ってスケボーに触れさせてあげた方が子供も喜ぶんじゃないかー、と思う訳です。
買うならコレ!トイザらスでのおすすめモデルを紹介
もし、トイザらスでスケボーを買うのであれば、ラングスR1というモデルがおすすめです。
なぜこのモデルがおすすめかというと…ベアリングの規格がABEC7だからです。
画像をクリックすると、ベアリングの規格が確認できます。
公式ホームページの動画を見ても、スムーズに進んでいるのがわかります。
特に0:35あたりで、高いところから飛び降りているシーンを見てください。
仮にベアリングの回転数が低いと、飛び降りた衝撃でウィールの回転が止まり、前に転倒するんですが、そんな風にはなってないので大丈夫かと。
ただし、あくまで子供が乗って遊ぶ程度ならという前提です。
上手くなりたかったり、トリックをしたりしたいのであれば、スケートショップやムラサキスポーツにあるような本格的なボードを買うことをおすすめします。
ちなみに、トイザらスにあるスケボーでこのモデル以外は、すべてベアリングの回転数が低くく、安全面から考えても、僕はあまりおすすめできないですね。
まとめ
今回は、トイザらスの子供用スケボーについて記事を書きました。
改めてまとめると…
- トイザらスのボードと本格モデルの違いを記事の前半で紹介
- 子供が乗って遊ぶ程度であれば、トイザらスのスケボーでもOK
- おすすめモデルは、ベアリングがABEC7のラングスR1
トイザらスのスケボーについては、賛否両論ありますが、今回は僕の意見を中心に書いてみました。
何か参考になれば嬉しいです。
ではでは。
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