【スケボー】ミニランプを自作する方法を解説!設計図も公開

こんにちは。
スケボー図解BLOG.へようこそ。

この記事にたどり着いた方は

あなたはこんな方?
  • 家でもミニランプの練習したい
  • パークが近くにない

という方ではないでしょうか。

この記事では毎週スケボーしている僕が

この記事でわかること
  • ミニランプの設計図
  • ミニランプの製作手順

について解説します。

この記事を書いている僕は

コウ
コウ
  • スケボー歴10年
  • 縦コーンをオーリーで飛べる
  • 家にミニランプとカーブボックスを自作

こんな人です。

ミニランプの設計図を公開!製作手順も解説

ミニランプですが、家の庭に実際にDIYしたことがあるので、その時の設計図や作り方を解説します。

構造が一目でわかる!ミニランプの設計図

まずは設計図を紹介します。

画像を長タップして保存すると、拡大したり印刷したりできます。

ミニランプのサイズですが、

ミニランプのサイズ
  • 高さ→約85cm
  • 幅→約185cm
  • 長さ→約672cm
  • アール→約180cm

になります。

実際滑ってみると、少しコンパクトな感じです。

初心者の方が練習したり、場所が広く取れない方にはちょうどいい大きさかと思います。

ある程度滑れる方は、もう少し高さを高くしてもいいと思います。

どうやって作るの?ミニランプの製作手順

ミニランプですが、

ミニランプのパーツ
  • フラット部分
  • アール部分
  • プラットフォーム部分
  • コーピング
  • 滑走面

の5つに分けて作ります。

ミニランプは作ってから移動できないので、設置する場所で作っていきます。

フラット部分の作り方

フラット部分ですが、

製作手順(フラット部分)
  • STEP1
    ツーバイ材のカット

    ツーバイ材を次の寸法でカットします。

    • 176.6cm→13本
    • 182cm(カットなし)→2本
  • STEP2
    枠の組み立て

    ツーバイ材で図のような枠を組み立てます。

  • STEP3
    骨組みの組み立て

    図のように等間隔で13本以上のツーバイ材をビス留めします。

    たくさんツーバイ材を使うほど、耐久性が上がります。

という手順で製作します。

アール部分の作り方

アール部分ですが、

製作手順(アール部分)
  • STEP1
    コンパネのカット

    コンパネをカットし、図のような部材を4枚作ります。

    カットする際はアニメーションのようにヒモで下書きすると、カットしやすいです。

  • STEP2
    枠の組み立て

    カットしたコンパネとツーバイ材を図のように組み立て、枠を作ります。

    枠は左右に設置するので、2セット必要です。

    ツーバイ材は182cmなので、カットする必要はありません。

  • STEP3
    骨組みの組み立て

    図のように等間隔で15本以上のツーバイ材をビス留めします。

    たくさんツーバイ材を使うほど、耐久性が上がります。

  • STEP4
    骨組みの補強

    図のように背面と底面の中央に、ツーバイ材をビス留めします。

という手順で製作します。

プラットフォーム部分の作り方

プラットフォーム部分ですが、

製作手順(プラットフォーム部分)
  • STEP1
    コンパネのカット

    コンパネを図のようにカットします。

  • STEP2
    枠の組み立て

    カットしたコンパネとツーバイ材を図のように組み立て、枠を作ります。

  • STEP3
    枠の補強

    枠にツーバイ材を、図のようにビス留めします。

  • STEP4
    天板の取り付け

    枠にコンパネを、図のようにビス留めします。

    コンパネはそのまま使うので、カットの必要はありません。

という手順で製作します。

各パーツの合体方法

フラット部分、アール部分、プラットフォーム部分の合体ですが

各パーツの合体方法
  • STEP1
    アール部分とプラットフォーム部分

    図のようにアール部分とプラットフォーム部分のツーバイ材同士をビス留めします。

    アール部分の全面にツーバイ材を1本ずつビス留めします。

    ここからの作業は大変なので、2人以上でやることをおすすめします。

  • STEP2
    フラット部分とアール部分の合体

    図のようにフラット部分側面とアール部分のツーバイ材をビス留めします。

  • STEP3
    プラットフォーム部分の補強

    図のようにプラットフォーム部分の背面にツーバイ材をビス留めします。

    この作業を最初にやってしまうとアールとプラットフォームの合体が大変なので、最後に行います。

コーピングの作り方

コーピングですが、

製作手順(コーピング)
  • STEP1
    単管のカット

    単管を182cmにカットします。

    自分で切るのは大変なので、ホームセンターのカットサービスを利用するのがおすすめです。

  • STEP2
    単管の穴あけ

    図のように両端と真ん中に、貫通させるように2種類の穴を開けます。

  • STEP3
    単管の取り付け

    図のように単管をアール部分のツーバイ材にビス留めします。

    ビス留めは図のように、長めのドライバービットを使って固定します。

滑走面の作り方

さいごに滑走面ですが、

製作手順(滑走面)
  • STEP1
    縦貼り(1回目)

    図のようにベニヤ板を縦向きビス留めしていきます。

    最後にベニヤ板がはみ出る場合は、余分な分をカットしてからビス留めします。

  • STEP2
    横貼り

    図のようにベニヤ板を横向きにビス留めしていきます。

  • STEP3
    横貼り(2回目)

    1回目と同じようにベニヤ板をビス留めします。

    屋外に設置する場合はベニヤ板の代わりに、耐久性の高いNFボードを貼る方がいいと思います。

ミニランプのDIYに必要な材料などを解説

ミニランプに必要な材料ですが、

必要材料
  • ツーバイ材(38×89、長さ182cm)
    →71本
  • コンパネ(厚さ12mm、910×1820)
    →6枚

売ってなければ、900×1800を代用します。

  • ベニヤ板(厚さ4mm、910×1820)
    →18枚
  • 単管(外径48.6mm、長さ200cm)
    →2本
  • コースレッド(半ネジ、長さ57mm以上)→1箱

です。

材料は、一般的なホームセンターやネットで購入できます。

木材の送料は高いので、ホームセンターへ買い出しにいくのがおすすめです。

さらに、材料を加工するための電動工具も必要になります。

必要な電動工具
  • インパクトドライバー
    →木材をビス留めしたり、単管に穴を開けたりする
  • 丸ノコ
    →ツーバイ材やコンバネをカットする
  • ジグゾー
    →コンパネの細かい部分や曲線をカットする
  • ディスクグラインダー
    →単管をカットする

電動工具を持っていない方は新たに購入してもいいですが、高いのでレンタルする方がおすすめです。

電動工具は、ホームセンターやネットでのレンタルサービスを利用することができます。

ミニランプは製作に時間がかかるため、レンタル日数も長期になると思います。

僕は1人かつ週末のみの作業で、2週間くらいかかりました。

ホームセンターのレンタルは2泊3日が多いので、ネットのレンタルサービスの方がお得かもしれません。

Check

上の画像をタップすると、ネットでレンタルする場合の価格や期間をみることができます。

ホームセンターと比較して、安い方を選んでみてください。

またホームセンターでは資材を購入した場合、カットサービスを行っているところもあります。

丸ノコやディスクグラインダーは使い方を間違えると危険なので、電動工具の取り扱いの自信がない方はカットサービスを利用するといいですよ。

さいごに

この記事はミニランプの作り方について解説しました。

改めてまとめると

記事のまとめ
  • ミニランプを自作するための設計図を公開
  • ミニランプを製作するための手順について解説
  • 電動工具については、レンタルサービスを利用する

という内容でした。

自宅でもミニランプを滑りたい方や近くにパークがない方は、記事を参考にしていただけると嬉しいです。

わからないことなどあれば、気軽にコメントしてください。

コメント

  1. 根岸 より:

    参考にして製作してますがRの所のコーピング幅?20㍉は幅が小さすぎるんじゃないですか?

  2. 根岸 より:

    これ、コーピング取り付けできないでしょ?実際に作ってみたけど最初のRの高さが書いてないし2センチ角に切ってもタンカン無理じゃないですか?850でプラットホームの作り方の図面あるけど天板の幅も入れて850なんか解りません。

    • kosk8shine より:

      こんにちは。
      返信が遅くなって申し訳ありませんでした。

      Rの高さは、コンパネのカット図から読み取って、842mmです。
      また、コーピングはタンカンがはみ出るように20ミリで設計しています。
      僕はコーピングが少しキツめに出てる方が好きなのでそうしました。

      お好みに合わせて、設計を変えていただけるといいかと思います。

    • まさ より:

      僕も参考にさせてもらって作成しみましたが、やはりアール部の高さはもともとのコンパネの幅を使用したらだめなんですね。
      読解力がなく、コンパネの幅91cmから2cmカットしてみました(笑)

      Φ48.6mmで、20mm角だと単管がプラットフォーム側に20.8mmはみでるので、なんかおかしいなぁっておもってたんですよねぇ

      プラットフォーム部の高さが85cm+コンパネの厚さ1.2cmで86.2cm
      単管が浮いてるような感じになるんですかね?

      • kosk8shine より:

        こんにちは。
        アール部の高さは、もともとのコンパネの幅からフラット部の2×4材の高さを引いて、なるべく無駄がでないよう設計しました。

        また、アール部のコーピングは20.8mm出る計算になります。
        もし、はみ出すぎだと感じる場合は、コンパネのカットを20×20→30×30などに変更してもいいかもしれません。
        ここらへんは好みなので、後で調整できるよう20×20と小さめに設計しました。

        プラットフォームと単管はツライチにはなりません。
        こちらも少し頭がはみ出すような形になります。
        そうしないと、アクセルストールなどした時、トラックがかからないと思うので。

    • kosk8shine より:

      確かにコーピングの部分、絵が少し間違ってますね。

      ちなみに、天板の高さ850は、あくまでコンパネの寸法です。
      最初のアールの高さは、910-89=821です。
      これにコンパネの厚さが加わるので、単幹部が取り付か無いですね。
      申し訳ないです。
      実際、僕も寸法通りにカットできた訳じゃないので、誤差の範囲で上手く単菅は取り付けました。
      図面修正します。

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  5. よっ より:

    これをベースに自分好みにRを少し変えたり、コーピングもベニアと根太の間にライナー入れたりすれば自分好みに調整できますからね!私はいくつもミニランプやパークを施工してますが、このような施工書を作れるってのもすごいです!