どうも、こー@人見知りスケーターです。
人見知りなので、一人でスケボーしてることが多いです。
さて、スケボーの練習をしてると、いつも自分が滑ってる場所にボックスがあればいいのになぁって思うことありませんか?
特に1人でスケボーやってると、作って運ぶのも難しいし、そもそも勝手に置いて怒られたらどうしよう…とか不安になりますよね。
(まぁ、仲間がいても怒られる時は怒られると思いますが…。)
僕はいつも1人で滑ってるので、車に入れて持ち運べるボックスがあればどこでも練習できていいなぁと思って、作ってみました。
今回の記事では、僕が実際に作った設計図や作り方を紹介しようと思うので、持ち運びできるボックスが欲しいと思ってた方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
持ち運べるボックスの設計図と材料を解説!
持ち運べるボックスですが、まずは準備として
- ボックスの設計図
- 予算と材料
について紹介しますね。
設計図を公開!コンパクトになるよう分割できる構造に
僕はハイエースとか大きい車は持ってないので、普通のサイズのボックスだと積み込みできないんですよね…。
で考えた末、2つに分割してコンパクトにすれば、普通車でも乗るんじゃないかということで、下のような設計してみました。
拡大したい場合は、画像をタップしてください。
サイズですが滑る時が、
- 高さ 約30cm
- 幅 約45cm
- 長さ 約182cm
なんですが、2つに分割して重ねることができるので、
- 高さ 約32cm
- 幅 約55cm
- 長さ 約102cm
まで小さくできました。
カローラフィルダーには、こんな感じで余裕で入りましたよ。
作る前に、自分の車に積めるかどうか確認した上で作った方がいいかなと。
気になる予算は?使用する材料などを紹介
ボックス製作に必要な材料ですが…
木材など
主な部材として、
- 2×4材(木材) 182cm ×8本
- コンパネ(厚さ12mm) 182cm×91cm ×1枚
が必要になりました。
一般的なホームセンターで揃えると、だいたい4,500円くらいかなと。
近くにホームセンターがなかったり、運搬が大変という方は、オカモク楽天市場店というで通販もできるみたいですよ。
金物など
それとは別に金物類として、
- L型アングル(3cm×3cm) 182cm ×1本
- ビス(Φ3.8) 45〜50mm ×約60本
- 鬼目ナットE(M8) 13mm ×4本
- 六角ボルト(M8) 70mm ×2本
- 蝶ナット(M8) ×2本
- 蝶付きボルト(M8) 45mm ×4本
- ライトクランプ 100mm ×2個
が必要になりました。
マニアックな金具もあって、少し専門的なホームセンターで購入したものもあります。
近くにそういうお店がない場合は、DIY&リノベーションズというお店で通販することもできるみたいです。
工具など
木材や金物の材料とは別に、
- 電動ドライバー
- ドリルビット(Φ3.8)
- 〃 (Φ8.0)
- 〃 (Φ11.0)
- 面取りドリルビット(Φ10.0)
- 六角ビット(8mm)
の工具も必要でした。
電動ドライバーはホームセンターでレンタルできるので、持ってない方はレンタルした方がお得かと。
その他の工具については、ホームセンターであれば揃えました。
安いモノで十分なので、価格的には3,000円くらいだったと思います。
ホームセンターが近くにない場合は、DIY FACTORY ONLINE SHOPというお店で通販することもできます。
持ち運べる!分割ボックスの作り方
前置きが長くなりましたが、実際に僕が分割ボックスを作った手順を紹介します。
手順としては…
- 材料のカット
- ボックスの枠を作る
- ボックスの柱を作る
- 天板を設置する
- 下枠を取り付ける
- コーピングを設置する
- 分割できるよう加工する
という7ステップで作りました。
重ねて収納できるように細工をしないといけないので、複雑な部分もありましたが…。
1つずつ組立図を使って、解説していきますね。
ステップ1:材料をカットする
まずは、準備した8本の2×4材を次のようにカットしました。
- 88.0cm ×4本
- 85.0cm ×4本
- 45.5cm ×6本
- 39.5cm ×2本
- 30.0cm ×8本
次に、コンパネを次の寸法にカットしました。
- 91cm×45.5cm ×2枚
材料のカットが多いので、下の画像のような電動丸ノコを持ってない方は、ホームセンターでカットしてもらった方がいいと思います。
電動工具を買うより安いし、危険もないですよ。
ちなみに、先ほど紹介したオカモク楽天市場店だと直線カット無料らしいです。
通販で木材を購入する場合は、一緒にカットもお願いした方がよさそうですね。
最後に、L型アングルをカットしました。
- 92.0cm ×2本
ステップ2:ボックスの枠を作る
まず、ボックスの枠を作ります。
枠を作るに当たって、45.5cmの1つを図のように穴を開けておきます。
次に、図のようにビス止めして、枠を作りました。
枠の横となる部分は、1つだけ39.5cmを使用してるので、注意してください。
穴を開けた45.5cmも使って、同じようにもう1つ枠を作ります。
ステップ3:ボックスの柱を作る
ボックスに柱をつけていきます。
ステップ1で作った上の枠に、30.0cmの木材をビス止めして柱を作りました。
ちなみに、柱を付ける際は、図のように斜めに2箇所ビスを打つと、しっかり固定できましたよ。
穴を開けた方にも、同じように柱をつけます。
僕は、ここで下の枠も固定してしまったんですが、後で高さの微調整ができなくなって結局、分解する羽目になりました。
なので、ここでは上の枠だけ固定するほうがいいと思います。
ステップ4:天板を設置する
次に、ボックスの天板を作っていきます。
図のように、枠の上にコンパネをビスで固定して作りました。
穴の空いてる方も、同じようにコンパネを固定します。
ステップ5:下枠を取り付ける
ステップ4で作ったボックス本体に、下枠を取り付けます。
図のように、柱に下枠をビス止めしました。
ここで注意しないといけないのが、図のように上枠の穴が空いてる方が下枠の横が短い方を同じサイドにするということです。
これを間違えると、分解できなくなるので気をつけましょう。
また、片方はビス止めしてしまうのでなく、ライトクランプで仮止めしておいた方が後で高さを微調整するのに楽ですよ。
このボックスは、2つの小さなボックスを連結して使うので、どうしてもコーピングの部分に段差ができやすいです。
下枠を仮止めしておけば、コーピングをつけた後に高さを微調整できるので、コーピングのずれを最小限に抑えることができましたよ。
ステップ6:コーピングを設置する
まず、カットしたL型アングルにだいたい均等になるように5箇所くらい穴を開けます。
ボックス本体のビスの位置と重なると穴を開け直さないといけないので、注意です。
ちなみに僕は何も考えずに穴を開けたら、2箇所ほど重なって開けなおす羽目になりました…。
また今回、面取りドリルを使って皿穴加工したんですが、ビスの頭が飛び出なくていい感じでした。
皿穴加工しないと、50-50などした時にトラックが引っかかって危ないので、やっておいた方がいいかと。
穴開けが完了したら、ボックスにビスで取り付けます。
コーピングが取り付いたら一度、ボックスを裏返して、図のように上枠の穴に合わせて、他方にも穴を開けます。
開けた穴に六角ボルトを通して、一度連結させます。
そしてコーピングに段差がつかないように、下枠の仮止めの位置を微調整します。
最後に、仮止めしておいた下枠をビス止めして固定します。
ステップ7:分割できるよう加工する
最後に、ボックスを分割してコンパクトにできるよう加工しました。
まず、図のように下枠の短い方のビスをそれぞれ外して、適当な位置に8.0mmの穴を開けます。
次に、下枠の短い方を取り外して、図にビスで連結してしまいます。
さらに、さっき開けた穴の位置に合わせて、図のように側面に鬼目ナットを埋め込んでいきます。
ちなみに、鬼目ナットは、11.0mmの穴を開けて、六角レンチでねじ込んではめ込みます。
鬼目ナットに蝶付きボルトを通せば、ボックスの下枠の一部が取り外し可能になって、使わない時はコンパクトにすることができうようになりました。
以上で、完成です。
まとめ
今回は、持ち運びできるスケボーのボックスの作り方を紹介しました。
改めてまとめると…
- ボックスを分割することで持ち運び可能に!
- 必要な材料を記事の前半で紹介
- 作り方(7ステップ)を記事の後半で紹介
ボックスは、通常だと決まった場所(パークとか)にしか置いてないアイテムですが、今回紹介したボックスがあれば、どこにでも持っていくことができますよ。
いつも滑ってる何もないスペースは、スケートパークに早変わり…とまではいきませんが、ボックスが1つあるだけで楽しさが何倍にもなるので、気になる方は試してみてください!
もし、作り方でわからないことがあれば、気軽にコメントいただけると助かります。
では、今日はこのへんで。
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